出初式で伝統の「裸放水」 無火災と新型コロナ収束願う
*リポート「いま、裸放水スタートの鐘が高らかに鳴りました。凍てつく寒さの中、下帯姿の男たちが走ってきました。入善町伝統の裸放水が始まります」
町の消防署にポンプ車が配備されたことをきっかけに、65年前から受け継がれています。
6日午前10時の気温は1度前後。厳しい寒さの中、勢いよく降りかかる水をものともせず、まといをふる団員たちの姿に、沿道に集まった人たちは今年1年の火災ゼロとともにコロナの終息を祈っていました。
*訪れた人は「すごく寒そうだったが、頑張っていた」「意気込みを感じて、すごいと思った」「これでコロナが吹っ飛んでくれればいい」
*消防団員は「無火災とコロナの終息を願って頑張った」「平穏な日々が早く訪れるよう願って(まといを)振った」