なんでんかんでん・・・元田川市消防団員のブログ

福岡の方言で、何でもかんでもと言う意味です、九州では良く使うかな? 2016年で消防団在籍28年になりました、体調不良その他で3月をもちまして退団しました、これからは過去を振り返りつつ、消防関係を外から見てやろうと思ってます。 従来からの趣味の電子工作・電化製品の修理・畑の耕作等を充実させねばなりませんね なんでんかんでん書いて行きますので、コメント等も大歓迎ですので宜しく~^

消防団の使命

大げさなタイトルを付けましたが、気になった記事が有りましたので
ヤフーニュースより転載しました。


消防団見直しを」254人犠牲で改革案

河北新報11月14日(金)6時5分配信

◎宮城・美里の後藤さん、新書で震災検証

宮城県美里町に住む東北福祉大兼任講師後藤一蔵さん(69)が、東日本大震災時の消防団活動を検証した新書「消防団-生い立ちと壁、そして未来」を著した。多数の消防団員が犠牲になった事実を踏まえ、組織風土や避難誘導法の改革案を提示した。 震災で死亡、行方不明になった消防団員は計254人に上った。後藤さんは義勇精神を原因の一つに挙げ、「安全確保が最優先」と主張。率先して避難する姿を見せることで、住民の被害も抑えることができると記している。その上で「地域住民に対して『選択的救済』(トリアージ)という厳しい対応を取らざるを得ない場面もある」と指摘する。消防団の組織については、各自の報酬、出動手当てがプールされている現状を問題視。「一部団員による私物化を招いている」などとして、個人 口座への振り込みを提言した。 南海トラフ巨大地震や首都直下地震など、今後も大規模災害の発生が予想されている。後藤さんは「震災の教訓に学び、悲劇を防いでほしい」と話す。


義勇精神が一因と書かれてるが、義勇精神が無ければ消防団
無しに等しいと思うのです、団員は誰だって死ぬのを目的に
災害現場に立ち向かってるのでは無いのです。
人命救助・財産保護の為に、多少なりとも人助けが出来るならと
団員は頑張ってるのです。

トリアージは、我々には選択は出来ないのではないでしょうか?
救助出来ない・間に合わないで、要救助者を見捨てて逃げる
仕方ないで済む者も、ずっと心に悔いを残す者も居るでしょう。
若い団員には、無理をするな・周囲には注意しろ・ヤバイ時は
逃げろ・一人だけで活動するなと、常日頃から言ってます。

手当ては、それぞれの分団の方針が有るので、プールするのが
悪いとは言い切れないでしょう、我々はプールして飲み食いや
旅行費用に充ててますが、何か?(^^;
問題が有れば、会計報告で質問するとか、会計役を毎年変わる
等の方法も有るでしょう、会計報告で黙っていては駄目です
疑問が有れば、どんな小さな事でも聞いて下さい。

以上、気になったので書いてみました、違った意見の方も
居られると思います。