筑豊地区で不審火
飯塚署によると、21日午前9時20分ごろ、飯塚市勢田の県営住宅から出火、平屋4軒長屋の1部屋を焼いた。20日朝にも同じ住宅の別の2部屋を焼いており、2日連続の不審火だった。この住宅は20日に解体を始める予定で、電気もガスも通っていなかった。県の県営住宅課によると、9棟ある住宅を2013年度から順次解体しており、火災に遭ったのは最後の1棟。5月ごろに全員が退去したという。
飯塚消防署によると、12日も、この住宅から東に約500メートル離れた解体中の県営住宅でもぼや騒ぎがあった。同署は20日から、これらの火災現場付近の重点的な見回りを行っていた。
また4日には、田川市夏吉の解体中の県営住宅から出火。田川署によると、木造平屋1棟を半焼した。
飯塚市の現場近くに住む女性(80)は「誰も人がいないのに火が出て不気味。怖くて出歩けない。放火なら早く犯人を捕まえてほしい」と不安げな表情で話した。近くの福祉施設の従業員男性(48)は「まずは施錠を徹底するようにしたい。入所者も多くいるので心配だ」と憤った。
飯塚消防署によると、12日も、この住宅から東に約500メートル離れた解体中の県営住宅でもぼや騒ぎがあった。同署は20日から、これらの火災現場付近の重点的な見回りを行っていた。
また4日には、田川市夏吉の解体中の県営住宅から出火。田川署によると、木造平屋1棟を半焼した。
飯塚市の現場近くに住む女性(80)は「誰も人がいないのに火が出て不気味。怖くて出歩けない。放火なら早く犯人を捕まえてほしい」と不安げな表情で話した。近くの福祉施設の従業員男性(48)は「まずは施錠を徹底するようにしたい。入所者も多くいるので心配だ」と憤った。
筑豊地区の4消防本部によると、昨年起きた火災216件のうち、放火か、放火の疑いがある不審火は29件。今年も7月末までに発生した145件のうち、30件が不審火だという。
飯塚消防署は「屋外に燃えやすいものを置かないなど、放火されにくい環境をつくってほしい」と警戒を呼び掛けている。
飯塚消防署は「屋外に燃えやすいものを置かないなど、放火されにくい環境をつくってほしい」と警戒を呼び掛けている。
空き家はしっかり管理をしないと危ないですね。