救急車の車検切れ
堺市消防局は15日、堺消防署と北消防署が、車検切れになった救急車を昨年12月14日から今年1月13日まで31日間にわたり運行していたと発表した。また1月1日から同13日まで自賠責保険も未加入の状態だった。救急車は車検が切れた状態で122回にわたり救急搬送などで出動し、100人を搬送していた。交通事故はなかった。
■違法状態で993キロ走行
市消防局によると、この救急車は昨年12月13日までに2年に1度の車検を受けなればならなかったが、消防局職員が同年2月、年間の車検などの予定表をつくる際、「12月中に12カ月点検を実施する」と誤ってパソコンに入力。確認作業にあたった堺消防署の職員も入力ミスを見つけられず、12月18日に業者が12カ月点検を実施したが、車検切れはわからなかった。
市消防局が今年1月13日、この救急車のETCカードを更新するために車検証のコピーを確認したところ、車検切れが判明した。
救急車は車検切れの状態で10人が運転、993・5キロを走行していた。
市消防局は大阪府警堺署に報告。同署は道路運送車両法違反容疑で捜査する。
市消防局の島田薫警防部長は「市民の安全安心を守る立場の消防局で、このような事態を発生させたことについて深くおわびする」と謝罪した。
■違法状態で993キロ走行
市消防局によると、この救急車は昨年12月13日までに2年に1度の車検を受けなればならなかったが、消防局職員が同年2月、年間の車検などの予定表をつくる際、「12月中に12カ月点検を実施する」と誤ってパソコンに入力。確認作業にあたった堺消防署の職員も入力ミスを見つけられず、12月18日に業者が12カ月点検を実施したが、車検切れはわからなかった。
市消防局が今年1月13日、この救急車のETCカードを更新するために車検証のコピーを確認したところ、車検切れが判明した。
救急車は車検切れの状態で10人が運転、993・5キロを走行していた。
市消防局は大阪府警堺署に報告。同署は道路運送車両法違反容疑で捜査する。
市消防局の島田薫警防部長は「市民の安全安心を守る立場の消防局で、このような事態を発生させたことについて深くおわびする」と謝罪した。