2016-07-12 下田市消防団で講演会 やっちゃれ消防団 #火災 「疲れ感じず作業明け暮れ」 被災地の消防団長、震災時の体験語る 伊豆新聞 7月11日(月)13時45分配信 http://amd.c.yimg.jp/im_siggs.XBoH4GW6QUA5nvMUd9kQ---x266-y400-q90/amd/20160711-00000007-izu-000-1-view.jpg 東日本大震災の体験を語る福田さん=下田市六丁目の下田消防本部 下田市消防団(岩本正団長)はこのほど、六丁目の下田消防本部で団員を対象とした防災講座を開いた。講師に岩手県陸前高田市消防団副分団長で市議の福田利喜さん(58)を招き、震災当時の団の活動や現在の課題などに耳を傾けた。 【特集】熊本地震の“奇跡の集落” 命救った結束力の差 福田さんは「異様に興奮し疲れを感じず作業に明け暮れた。1カ月後には皆5キロ以上痩せた」と当時を振り返った。 発生直後の消防団は、防波堤の水門閉鎖や住民の避難誘導などに従事。最前線で活動する中、団員51人が犠牲になった。 津波が引いてからは捜索や道路開削を実施、消防本部が流されポンプ車で患者を運んだ。市内約1600人の死者の遺体を安置所へ運ぶのにも大半は団の仕事だったという。 現在は団員の人命優先を掲げ早めの撤退を徹底しているが、人員減少が顕著だという。「消防隊だけではマンパワーが足りない。災害対応は皆さんの肩にかかっている」と呼び掛けた。 陸前高田市では大部分の市街地が被災し、団員の殉職も51名と大きな被害でした。消防団の再建にも、ただでさえ団員のなり手が居ないのですから被災地では尚更でしょう・・・。 定数を満たす為に、区域住民以外に同市内住民や市内勤務者の入団も認めたりしてますが、担当地区の地区名や道路も知らないでは、果して役に立つのでしょうか?