津波・大規模風水害対策車
南海トラフ地震による津波や台風被害などに備え、高知市消防局に「津波・大規模風水害対策車」(長さ9.8メートル)が配備され、今月から運用が開始された。
冠水した場所でも移動できる「水陸両用バギー」などを搭載。被災地での機動力を高め、迅速な救助活動に役立てる。
津波・大規模風水害対策車は、東日本大震災で冠水やがれきに行く手を阻まれ、救助活動が難航した教訓を生かし、総務省消防庁が導入。同庁が2013年以降、各地の消防本部に無償で貸し出している。これまでに高知県を含め計22道府県に配備された。
高知市消防局によると、対策車に搭載されている水陸両用バギーは8輪駆動で、長さ約3.2メートル、幅約1.5メートル。陸上では6人、水上では4人まで乗ることができる。陸上での最高速度は時速32キロ、流れのない水上では時速4キロで進める。
市消防局警防課の浜田真臣消防司令補(42)は「冠水地帯でも救出活動ができる。バギーに消火用のポンプを積むこともでき、がれきの中で消火活動が可能」と期待する。対策車には、繊維強化プラスチック(FRP)製ボートや水中で活動できるドライスーツなどの資機材も載せている。
消防庁によると、水陸両用バギーは昨年4月の熊本地震で、熊本県南阿蘇村の土砂崩れの現場に投入され、人員輸送や資機材搬送に使われた。
冠水した場所でも移動できる「水陸両用バギー」などを搭載。被災地での機動力を高め、迅速な救助活動に役立てる。
津波・大規模風水害対策車は、東日本大震災で冠水やがれきに行く手を阻まれ、救助活動が難航した教訓を生かし、総務省消防庁が導入。同庁が2013年以降、各地の消防本部に無償で貸し出している。これまでに高知県を含め計22道府県に配備された。
高知市消防局によると、対策車に搭載されている水陸両用バギーは8輪駆動で、長さ約3.2メートル、幅約1.5メートル。陸上では6人、水上では4人まで乗ることができる。陸上での最高速度は時速32キロ、流れのない水上では時速4キロで進める。
市消防局警防課の浜田真臣消防司令補(42)は「冠水地帯でも救出活動ができる。バギーに消火用のポンプを積むこともでき、がれきの中で消火活動が可能」と期待する。対策車には、繊維強化プラスチック(FRP)製ボートや水中で活動できるドライスーツなどの資機材も載せている。
消防庁によると、水陸両用バギーは昨年4月の熊本地震で、熊本県南阿蘇村の土砂崩れの現場に投入され、人員輸送や資機材搬送に使われた。
写真はこちらに有ります
この車両は各地の消防本部が購入してたのかと思ってましたが貸与してたのですね、水陸両用バギーは容量が小さ過ぎませんか?乗員4名では要救助者を救出しても・・・。それに水上で時速4kmでは流れの有る川では流されてしまいそう、水上移動には漂流物の影響を受け難いプロペラボートの類が良いと思われます、陸上では装輪式よりもキャタピラ式の方が走破性は高いですね。