なんでんかんでん・・・元田川市消防団員のブログ

福岡の方言で、何でもかんでもと言う意味です、九州では良く使うかな? 2016年で消防団在籍28年になりました、体調不良その他で3月をもちまして退団しました、これからは過去を振り返りつつ、消防関係を外から見てやろうと思ってます。 従来からの趣味の電子工作・電化製品の修理・畑の耕作等を充実させねばなりませんね なんでんかんでん書いて行きますので、コメント等も大歓迎ですので宜しく~^

延焼はトタン屋根やアーケードが原因か

明石市場火災 通路屋根で延焼拡大か 閉鎖シャッターは放水阻む

10/27(金) 7:30配信
神戸新聞NEXT
 兵庫県明石市大蔵中町の商店街「大蔵市場」が全焼した火災で、空き店舗の間口をふさぐシャッターや、通路をアーケード状に覆うトタン屋根が消火活動を妨げた可能性があることが26日、明石署や同市消防本部などへの取材で分かった。火は風にあおられるなどして近くの民家にも延焼。周辺は古い建物が残る住宅密集地で狭い道が多く、消防の活動場所も限られたという。
イメージ 1

【動画】明石・大蔵市場火災 炎と猛煙

 同署や同市消防本部などによると、同市場は昭和30年代に完成。図面などは残っていないが、店舗兼住宅が数軒ずつ入る木造2階建ての長屋が、南北約80メートルの通路を挟んで計6棟並ぶ。営業していたのは数店のみで、大半が空き店舗だった。ほとんどの間口にはシャッターが下ろされていたため、室内への放水が阻まれた可能性があるという。

 市場内の通路には、雨よけとして、瓦などに比べて焼け落ちにくいトタンが打ち付けられていた。燃えにくいトタン屋根と店舗のシャッターや壁が、トンネルのような空気の通り道を作り出し、天井裏などを伝って、短時間で火が広がったとみられる。

 また、同市場南側には消防車両が近づける道路はなく、約80メートル離れた国道28号にも消防車両を止め、ホースを伸ばすなどして消火活動にあたった。

 一方、同市消防本部によると、同市場は1995年までほぼ毎年、消火器や自動火災報知器などの消防設備について点検、報告していたが、翌年以降は報告の記録がないという。

 火災は25日午後3時45分ごろに発生。同市場の店舗兼住宅計延べ約2600平方メートルが全焼した。出火当時は強い北風が吹いており、市場の西側に隣接する民家3軒と、道路などを隔てて市場南側に約30メートル離れた民家1軒に燃え移り、全焼した。周辺の住宅11軒でも一部が燃えたが、けが人はなかった。


 アーケード商店街の延焼は、アーケードが煙突になって両側に燃え広がるのが多い様です。アーケード街では開放出来る様に改善されてますが、メンテナンスを行って無い所では固着してる物も有る様ですし、最近では維持費の面からアーケードを撤去する商店街も増えてる様です。