救急車に薬剤が無く、患者死亡
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救急車に薬剤なく…その後、患者は死亡
日本テレビ系(NNN) 5/20(土) 12:35配信
秋田県湯沢市で急病人を救急搬送する際、積んであるはずの薬剤が救急車内になく、処置できなかったことがわかった。患者は病院で死亡が確認されている。湯沢雄勝広域消防本部によると19日午前0時過ぎ、消防に通報があり、湯沢市の40代の男性を救急車で搬送した。男性は心肺機能がほぼ停止した状態で、救急搬送中、車内の救急救命士は受け入れ先の病院の医師から薬剤のアドレナリンの投与を指示された。しかし、本来、積んであるはずのアドレナリンが車内になく、投与できなかったもの。
患者の男性はその後、病院で死亡が確認された。医師は「投与できなかったことと死亡との関連はないと考える」と家族に説明したという。この救急車にはほかにも2種類の薬剤が積まれておらず、消防本部では「今後、管理体制を徹底し、再発防止に努めていく」と述べている。