消防団員が献血
同市を含む円山川流域では大正14年5月23日、震度6の北但大震災が発生。市内などでは420人が亡くなったほか、地震による火災で約1700戸が全焼するなど甚大な被害が出た。
大規模な災害が発生した際、多くの負傷者が出て、血液需要が高まるとして、同消防団では平成15年から年2回、団員に献血を呼びかけている。
この日は、県赤十字血液センターの協力のもと、午前と午後に別れて、団員はそれぞれ400ミリリットルの献血を行った。参加した奈佐消防団の中川政治さん(49)は「ほぼ毎回参加しています」と話し、同センター豊岡出張所の木村晃所長(60)は「大勢の団員が献血に協力してくれるのは、大変ありがたい」と感謝していた。
献血も大切だが、組織だって行うなら心肺蘇生術を団員に講習して欲しいです。