なんでんかんでん・・・元田川市消防団員のブログ

福岡の方言で、何でもかんでもと言う意味です、九州では良く使うかな? 2016年で消防団在籍28年になりました、体調不良その他で3月をもちまして退団しました、これからは過去を振り返りつつ、消防関係を外から見てやろうと思ってます。 従来からの趣味の電子工作・電化製品の修理・畑の耕作等を充実させねばなりませんね なんでんかんでん書いて行きますので、コメント等も大歓迎ですので宜しく~^

9・11の消防士が亡くなる

米同時テロ救助活動の消防士、がんで死去 医療補償法に尽力

CNN.co.jp 5/29(月) 12:54配信
(CNN) 2001年の米同時多発テロ事件の救助活動で有害物質を吸い込み、8年前からがんと闘っていた元消防士のレイ・ファイファーさんが28日に死去した。

ファイファーさんはニューヨーク市消防局(FDNY)の一員として同時テロ現場に出動。事件直後の1週間は消防車に寝泊まりし、その後も8カ月の間、がれきの中で捜索を続けた。この作業に関連したがんと診断されていた。

CNN系列局によれば、最近は脳腫瘍(しゅよう)や肺、副腎への転移に苦しみ、ホスピスでケアを受けていた。

ファイファーさんは、同時テロの救助活動などで健康被害を受けた患者の救済を訴え、医療補償法の成立に尽力した。米議会では15年12月、補償を90年まで延長する法案が可決された。この時の議会発表によると、同時テロ関連の病気やけがを抱える患者は約3万3000人に上る。

昨年ファイファーさんの功績をたたえて「ニューヨーク市の鍵」を贈呈したデブラシオ市長は、「ニューヨークはひとりの英雄を失った」と述べて弔意を表した。

ファイファーさんの家族は妻と一男一女。息子は父と同じ道を選び、FDNYの救急隊員を務めている。


 先ずは現場での英雄的活動をされたレイ・ファイファー消防士のご冥福をお祈りします・・・。
消防隊も救急隊も何が有るか判らない現場で活動します、怪我や面体を装着してても浮遊塵灰・汚染物質・アスベスト等を吸引する可能性も有るでしょう・・・。
私の経験なのですが、原野火災でホース2本を抱えて斜面を登ってる時に足を滑らせ左膝を着きました、チクッとした痛みが有ったのですがその時は構う間は無く、鎮火後も痛みは忘れてしまってました。翌日から痛み出して、売薬の傷薬を塗布するも酷くなる一方で医者に掛ると、雑菌が入って化膿してると言われました、公傷だからと分団長に伝えるとその時に現場で言わないと駄目だと・・・、この時思いましたね冷たい奴らだと!
結局、完治まで3カ月掛りました、一時は痛みで歩けないまでになってました。この亡くなられた消防士も後になって発症したが認められて良かったです。消防団では分団長に報告するもそこで否定されましたからね、公傷保証制度が有っても切り捨てられる可能性が有ります、現場でのどんな小さな怪我でも報告ならびに受診は絶対に必要です。今後この様な事例や、塵灰等の吸引による内科的な症状が起きた時は心配ですね・・・。