求む!女性消防士
求む!女性消防士 イメージ向上に懸命
河北新報 5/29(月) 12:40配信
仙台市消防局が女性消防士の採用に本腰を入れている。4月1日現在、市消防局の消防士1087人のうち、女性は30人(2.8%)で全国平均(昨年4月1日現在で2.5%)並みだが、消防士総数が同規模の消防機関の中では最低水準に近い。市消防局は「女性も活躍できる職場だ」と、イメージアップのPRに懸命だ。(報道部・岡田芽依)
市消防局は9日、泉区の泉消防署で大学生対象の業務説明会を開いた。参加者約50人のうち女性は4人。女性消防士との懇談では「職場に女性が少なくて困ったことはあるか」「訓練はきつくないのか」などと率直に質問した。
宮城教育大4年の山口美空(みく)さん(21)は「体力面などで不安もあったが、女性でも男性とは違った場面で役に立つことができると知り、安心した」と語った。
市消防局の過去5年間の女性消防士の採用状況は表(下)の通り。試験に合格しても辞退されたり、合格者自体がいなかったりする年が目立つ。担当者は「女性消防士の認知度が低いため働くイメージを持てないことや、体力面で男性と同様に活動できるかなどを不安に感じて敬遠するのではないか」と説明する。
仙台市消防局も昨年から女性消防士募集のチラシを作り、市内の高校で女子学生向け説明会を開くなど取り組みを強化。消防署への女性専用のトイレや仮眠室の整備も進めている。担当者は「女性傷病者に安心感を与えやすいなど女性ならではの利点も多い。ぜひ多くの女子学生に受験してもらいたい」と呼び掛ける。
色んな消防ドラマで、救急隊での女性消防士の活躍を見ますね、確かに男性救命士よりも女性救命士の方がソフトな感じを受けますね(^^)
それを求めてる訳でも無いのでしょうが、法律上(男女雇用均等法)からも消防関係の仕事に女性の進出を願ってますが、楽な仕事では有りませんので覚悟は必要です、それと消防署内のパワハラを無くす事が緊急課題でもあります。