嘉麻市の産廃処分場、未だ鎮火せず
福岡県嘉麻市の産業廃棄物処理会社「エコテック」(高山和仁社長)の中間処理場で28日に出火した火災が30日も鎮火せず、ごみが燃え続けている。県によると、山積みとなっていた廃プラスチックや紙くず、木くずなどの量は産業廃棄物処理法が定める基準の5倍超に上るとみられ、県は鎮火後に立ち入り調査する方針。
県警嘉麻署や飯塚地区消防本部によると、火災は28日午後2時ごろ発生。出火当時は操業しておらず無人だった。けが人はいないが30日午後6時時点で、約8000平方メートルの敷地の一角で火がくすぶっている。
同社の県への申し出によると、処理場のごみの量は約2万立方メートル(3月時点)。産廃処理法で定められた、同社の処理能力に基づく保管可能な量の上限(3770立方メートル)の5.3倍に上る。県は500立方メートル分の保管場所しか許可しておらず、同社は許可外の場所にも保管していた。
県は2012年、保管場所以外にごみを置いているとして撤去を求める改善命令を出した。15年には処理場でぼやが起き厳重注意していた。【西嶋正法、青木絵美】
やはり違法な集積をしてましたね・・・、施設を監督する官庁は県の様ですね、許認可するからには事故の無い様に、監督ならびに監査をしっかり行って貰いたいものです。