なんでんかんでん・・・元田川市消防団員のブログ

福岡の方言で、何でもかんでもと言う意味です、九州では良く使うかな? 2016年で消防団在籍28年になりました、体調不良その他で3月をもちまして退団しました、これからは過去を振り返りつつ、消防関係を外から見てやろうと思ってます。 従来からの趣味の電子工作・電化製品の修理・畑の耕作等を充実させねばなりませんね なんでんかんでん書いて行きますので、コメント等も大歓迎ですので宜しく~^

△△地区消防本部は〇〇の救助はしない?

 昨夜に書いた予告編の掲載許可を頂けましたので、ハンドルネーム等は一般呼称に修正して抜粋公開します。



前にも書いたことがありますけど、ハナ・タロの散歩道には危険がいっぱい!

先週の日曜日の朝、また側溝に犬が落ちてました
この側溝から犬を助け上げたのはこの時で3匹目です
一人では到底助けられない深さです

前は主人と二人でなんとか助けられたけど、今は私の足腰は使い物にならないし、主人も捻挫が完治してないので危険です
比較する物が無いので分かりにくいけど、一番深い所で3メートル近くあるでしょうか?

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はっぴぃ(直前まで飼ってた猫)の看病が続き寝不足で朦朧としてた私は 何を思ったか、まず119番に電話しました(笑)
消防士さんにレスキューされる犬や猫をテレビで見たことがあるので 有りかなと思ったのでしょうね(笑)
「市の管轄です」とあっさり断られてしまいました
甘かった!(笑)

次に「市」に電話したら「保健所」に電話してと言われて電話番号を教えられました
教えられた電話番号を忘れないように呪文のようにブツブツ唱えながら電話しました

留守電だぁーーー!

日曜日なのを忘れていました
その間もワォーン、ワォーンと悲しそうな鳴き声が聞こえます

「緊急の場合はこちらに」と虚しく流れる留守電の市外局番は遠く離れた福岡市の番号です
萎えそうになりながら、10桁の数字を覚える自信もないので一旦家に戻って再度電話をしてみました

「大型犬ですか?」
中型犬だと言うと、こちらは大型犬など危険な場合だけの対応なので、地元の「市」に連絡するようにと言われました
ありゃまぁ!振り出しに戻ってしまいました(笑)

「市」に電話したと告げると「それでは警察に届けるか『見守る』しか仕方ないですね」
「えっ?落ちてるのを見守るだけですか?」
「はいそうです」

たまに少しだけ話を盛る私ですけど、これは一切盛っていません!(笑)


はっぴぃが逝ったばかりなので、助けたいと思う気持ちはいつもよりもっと強かったです。

ようやく誰もあてにならないと悟った私は、主人のお尻を叩いて泥だらけになって助けましたよ。
ジャーキーを大判振る舞いしながら、あーだこーだと1時間ほど思案して、やっとの事で地上に上がった犬は礼も言わずに脱兎のごとく去って行きました(笑)
良かった良かった♪


ここでハナ・タロがクンクンするのが落ちそうで怖いです

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もう一箇所
この用水路では犬と猫をそれぞれ1匹ずつ助けたことがあります

犬や猫は飼い主だけが頼りです


また、ワンちゃんが溝に落ちていました

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2メートル近い深さで、幅は人間が一人やっと入れる様な細い溝です



水が20〜30センチ程たまった所にじっと身動きしないで立っていました



地面に寝そべって持ち上げようとしたけど、怖がって噛もうとしたので


近所のおじさんに手伝ってもらって、リードを棒で引っ掛けて、一気に持ち上げました

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老犬みたいですけど、ツレに電話してジャーキーを持って来てもらったら


食べるわ食べるわ!!(笑)


ハナ・タロにも少しずつしかあげない、ドギーマンの上等なジャーキーをあっという間に20本くらいたいらげました



相当お腹が空いてたのでしょう




怯えてるせいか、全く触らせてくれないので、とりあえず厚手の毛布とカリカリを取りに帰りました



カリカリもハナ・タロの二日分くらいをぺろりと食べました



もう暗くなってきたし、毛布をかけてやったらすぐに眠ってしまったので、そのままにして帰りました



動いたらリードがあちこちに引っかかって危ないのでリードを外して、カリカリを山盛りに追加して帰りました




今朝5時頃行ってみると、追加のカリカリがすっかり無くなって、ワンちゃんの姿もありませんでした





その後、ハナ・タロの散歩の時に辺りを丁寧に見て回ったけど、どこにもいませんでした




あれで良かったのか? 他に方法があったのか? いくら考えても答が見つかりません





無事におうちに帰ってくれてたらいいのですけど









この一年くらいの間に、溝や穴に落ちたワンちゃんを助けたのはこれで3回目です
前の二匹は飼い主が分かりましたけど、かわいそうな目に遭わない様に、きちんと飼ってあげてほしいです

・・・続き

ここは大体2メートルくらいの深さでしょうか?
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犬も猫も、水の中では恐怖で身動きが取れなくなるのですね!

その時の恐怖に引きつった顔は今でも忘れる事ができません

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こうして人知れず命を亡くす小さな子達は 数え切れないほどいるのでしょうね



役所で動物を管轄する部署には、せめて動物を慈しめる人を配置してほしいと強く思う出来事でした。


昨夜も書きましたが、郡山消防本部は隊員が側溝の中を
匍匐しながら鴨の子供を救助しました
テレビ等でも、他の消防本部は動物であろうと救助してる事例を
多く見ます、何故△△地区消防本部は市民からの通報に
応えてくれなかったのでしょうね?
対応は△△市だと、さらに市は保険所の留守番電話で県に回し
また市に戻って、結局は見守りか放置・・・無いよね!
各機関の対応は、再考して欲しいものです。