消防署も職員が集まらない?
藤枝、焼津両市でつくる志太広域事務組合は、志太消防本部の消防職員募集ポスターを作製した。結婚、出産後も働く姿をイメージしてもらうため、現役の女性職員の子どもをモデルに起用し、「お母さん消防士なんだ。」のフレーズを添えた。母親になっても働ける組織をアピールする。
職員の家族をモデルにする案は若手職員から意見を募った中で、焼津消防署の星野有美消防士長のアイデアを採用した。自身の2人の子どもがモデルになったのは、志太消防本部消防総務課に勤務する矢部靖子消防司令補。矢部さんは「消防には現場のみならず、現場を支える仕事もあり、家庭を持つ女性が活躍できる場所もある」と話す。
志太消防の女性職員は現在8人。ポスターはB2サイズで、両市内の公共施設、スーパーマーケットなどで掲示している。
消防職員募集の受け付けは、大学卒業程度が30日まで、短大・高校卒業程度が7月24日から8月18日まで。採用に関する問い合わせは志太広域事務組合総務課<電054(637)9500>へ。
事務職なら体力はそれ程重要視しなくても良いでしょうから、良いアイデアの募集広告だと思います。