消防署内で腕相撲をして部下の腕を骨折させた事故を隠すため虚偽の報告をしたなどとして、
東京消防庁は23日、目黒消防署の男性消防士長(37)と男性消防司令補(44)を減給100分の20(1カ月)の懲戒処分とした。
東京消防庁によると、消防士長は2017年10月24日、待機時間中に部下の20代男性消防士と腕相撲をした際、左上腕骨折のけがをさせた。処分を免れるため、消防士長は「ベンチプレスをしていてけがをした」と上司の消防司令補にうその報告をし、消防司令補は虚偽報告と知りながら、黙認していたという。