九州初の女性救助隊員
九州で初めて女性の救助隊員が誕生しました。福岡県久留米市出身の中村仁美さん(33)は、九州初の女性救助隊員として先月、福岡市の東消防署箱崎出張所に配置されました。福岡市の消防職員1080人のうち、救助隊は125人です。その中で女性は中村さんだけです。全国でも専任の隊員はわずか3人と、女性にとって狭き門となっています。中村さんは「ちょっとプレッシャーというか失敗できないなという気持ちでいっぱいです」と話しています。15メートルのロープを腕の力だけで登りきるなど、中村さんは男性顔負けの身体能力を持っています。一方、趣味は素潜りとお菓子作りです。中学生の時にテレビで見た海外のレスキュー隊に憧れを抱き、消防士を目指しました。中村さんは「市民のことを一番に思える、どんなに悲惨な現場でも諦めない気持ちを持った救助隊になりたいです」と話しています。
強靭な体力を持ってそうですね!自身の安全に十分に注意されて下さい。