同一管内で複数火災

同時帯火事で遅れ指摘・消防「対応問題なし」も連携強化

5/16(木) 19:06配信

先月、茅野市で同じ時間帯に火災が相次ぎ消火に時間がかかったと指摘されたことを受けて、消防は対応に問題はなかったとした上で、連携の強化などの対策を発表しました。
先月20日の午前5時半すぎ、茅野市北山の住宅で火事があり、この家に住む58歳の男性が死亡しました。
このおよそ2時間後の午前7時半ごろには、15キロほど離れた市中心部の塚原地区の住宅から火が出て、アパートなど13棟が焼けました。
当時、中心部を管轄する部隊は、先に発生した現場に出動していて、通報から23分後に別の部隊が最初に到着するなど、消火活動が遅れたとの指摘が出されていました。
検証を進めていた諏訪広域消防本部では、当時の対応に問題はなかったものの消防団などとの連携が必要だったとの認識を示しました。
その上で、今後は当直の部隊を効率的に移動させたり、非番や休みの職員を呼び出すなどの対応策を取ることを決めました。

　消防署はどんな態勢を取ってるのでしょう？当地では本署と分署が出動し，先着隊が火災の規模により本署と分署から応援部隊を出し、担当地区消防団も3個分団が出て、足りない時は３～６個分団が出動します。