なんでんかんでん・・・元田川市消防団員のブログ

福岡の方言で、何でもかんでもと言う意味です、九州では良く使うかな? 2016年で消防団在籍28年になりました、体調不良その他で3月をもちまして退団しました、これからは過去を振り返りつつ、消防関係を外から見てやろうと思ってます。 従来からの趣味の電子工作・電化製品の修理・畑の耕作等を充実させねばなりませんね なんでんかんでん書いて行きますので、コメント等も大歓迎ですので宜しく~^

消防無線のデジタル化で談合?

消防無線、5社が談合の疑い…公取が立ち入り

読売新聞 11月18日(火)19時47分配信

全国の自治体が発注する消防救急無線のデジタル化事業を巡り、大手通信機器メーカーが談合を繰り返していた疑いが強まったとして、公正取引委員会は18日午前、独占禁止法違反(不当な取引制限)の疑いで富士通ゼネラル(川崎)や日本電気(東京)など5社の本社や支社など約30か所に立ち入り検査に入った。

談合で事業費が高止まりし、税金が無駄に使われた可能性もあるとみて調べる。

ほかに立ち入り検査を受けているのは、沖電気工業(同)、日立国際電気(同)、日本無線(同)。

この事業は、災害時の伝達体制を強化するため、音声主体のアナログ方式だった消防救急無線を、大量の映像や文字データを送信できるデジタル方式に変更するもの。2003年10月に電波法の基準が改正され、16年5月末までの移行が義務づけられた。デジタル化に伴う費用は総額25 00億円を超える見通し。



やはりね!
全ての消防・救急無線を、デジタル化して無線機を交換せざるおえない
電波法の改正まで行い、自治体に大きな負担を負わせる事業です。
最初から思ってました、電波が足りないと言いつつも
テレビをデジタル化して、無線通信に使いやすいVHF帯を広げたのに
何で消防・救急無線を、電波の飛びが落ちる260MHz帯の
それもデジタル化をするとは!
これは、メーカーが絶対につるんでると睨んでた!
2500億円以上の需要を創る為に・・・

これは徹底的に追及して欲しいです!
世の中、何でもかんでもデジタル化で、便利で高品質になると
キャッチコピーが氾濫してるが、そうでも無いのです。

以前のBS放送を覚えていますか?
周波数の高い衛星放送は、雲が濃くなると電波が減衰して映らなくなります
その時に、画像は砂嵐で音声は雑音が酷くなってましたね
ところが、デジタル化になると画像はストップモーション
極彩色の乱れ画像、音声はと言うと 無音です、ノイズや雑音の中で
放送内容が、何かは解るは無いのです。
無線通信も同じで、電波の通りが悪い場所でも、アナログでは
雑音の中で聞こえてたが、デジタルでは無音です。
さらに周波数が高くなるので、電波の通りも悪くなりますね。
お上曰く、中継局を設置して不感地帯を無くすと言うが
山間部には沢山の中継局が必要になりますよ・・・
それに、災害で電力供給が止まるとアウトです。

デジタル化のメリットは判ります
通常の、携帯の写メや動画の送受信、インターネットの接続等は
不感地帯や輻輳で送受信出来なければ、時間をおいて再送信出来ますが
緊急通信には、待った!や後で!は無いのです。(-_-;)