消防団の活躍
おはようございます (^^)/
夜中に目覚めて眠れなくなっちゃいましたので、ちょいとアップロード
「住民守る」雨中奔走 長野被災地、二次災害備える消防団
産経新聞 11月26日(水)7時55分配信
■負傷者45人に白馬村5地区、立ち入り 禁止
長野県北部で最大震度6弱を観測した地震から4日目の25日、最大の被害が出た白馬村では、発生後初めて断続的に雨が降り続いた。土砂崩れなど二次災害が起こる危険性があるため、地元消防団員らは、新たな亀裂にシートをかけるなど対策に奔走した。一方、村は崩壊した自宅への立ち入りを禁止したが、自宅に戻り雨や今後の降雪に備える作業をする住民らの姿もあった。県や県警などは同日、県内の負傷者は1人増え45人となり、うち10人が重傷だと発表した。
◇
「クラック(亀裂)の口が開き始めています」
白馬村の地元消防団員が持つ無線に大きな声が響いた。余震の影響など を調査していた団員が、同村堀之内地区の民家の裏側にある畑の土手に、 30メートルもの亀裂が入っているのを発見した。
「ビニールシートですぐにふさいで」。報告を受けた横山義彦団長(5 0)が無線で指示すると、現地の消防団員は雨水の浸透を防ぐため、亀裂をビニールシートで覆った。その後も同地区周辺では、複数の亀裂が新たに見つかり、消防団員らは対応に追われた。
横山団長は「住民の安全を守るのはわれわれの使命」と強調する。た だ、「団員の中にも家が倒壊するなど被害を受けた人がいる。人数も限られているし、それぞれの仕事や生活がある。今後どこまで対応できるか」 と苦渋の表情を浮かべた。
長野地方気象台は25日午前6時、26日にかけて大雨の恐れがあると して、地震の影響で地盤が緩んでいる地域に土砂災害への注意を呼びかけた。これを受け、白馬村災害対策本部は避難所での説明会で、避難者に対し、堀之内や三日市場など被害が大きかった5地区への立ち入りを禁止した。
しかし、これらの地域では家の様子を見に来たり、片付けなどの作業を 行ったりする住民らの姿が見られた。
ある民家の庭先には、高齢の親族を心配して広島から12時間かけて車 で駆けつけたという男性(56)の姿があった。植木の周りに石や木の板を積み上げ、積雪から植木を守る「雪囲い」を作っていたのだ。「家は壊れて住めないかもしれないが、大切に育てていた植木は奇跡的に残った。これだけは守ってやりたい」。男性は雨に打たれながら黙々と作業を続けた。
同村では例年、11月下旬には平地でも雪が降り始める。同村総務課の 吉田久夫課長(50)は「被災された方々の事情は分かるが、最優先は村民の生命。降雨など危険な場合は作業をやめてもらうよう説得にあたる」 と話した。
被災地域の団員の皆様お疲れ様です!
ご自身のお身体に気を付け、安全第一での活動・活躍をお願いします。
夜中に目覚めて眠れなくなっちゃいましたので、ちょいとアップロード
「住民守る」雨中奔走 長野被災地、二次災害備える消防団
産経新聞 11月26日(水)7時55分配信
■負傷者45人に白馬村5地区、立ち入り 禁止
長野県北部で最大震度6弱を観測した地震から4日目の25日、最大の被害が出た白馬村では、発生後初めて断続的に雨が降り続いた。土砂崩れなど二次災害が起こる危険性があるため、地元消防団員らは、新たな亀裂にシートをかけるなど対策に奔走した。一方、村は崩壊した自宅への立ち入りを禁止したが、自宅に戻り雨や今後の降雪に備える作業をする住民らの姿もあった。県や県警などは同日、県内の負傷者は1人増え45人となり、うち10人が重傷だと発表した。
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「クラック(亀裂)の口が開き始めています」
白馬村の地元消防団員が持つ無線に大きな声が響いた。余震の影響など を調査していた団員が、同村堀之内地区の民家の裏側にある畑の土手に、 30メートルもの亀裂が入っているのを発見した。
「ビニールシートですぐにふさいで」。報告を受けた横山義彦団長(5 0)が無線で指示すると、現地の消防団員は雨水の浸透を防ぐため、亀裂をビニールシートで覆った。その後も同地区周辺では、複数の亀裂が新たに見つかり、消防団員らは対応に追われた。
横山団長は「住民の安全を守るのはわれわれの使命」と強調する。た だ、「団員の中にも家が倒壊するなど被害を受けた人がいる。人数も限られているし、それぞれの仕事や生活がある。今後どこまで対応できるか」 と苦渋の表情を浮かべた。
長野地方気象台は25日午前6時、26日にかけて大雨の恐れがあると して、地震の影響で地盤が緩んでいる地域に土砂災害への注意を呼びかけた。これを受け、白馬村災害対策本部は避難所での説明会で、避難者に対し、堀之内や三日市場など被害が大きかった5地区への立ち入りを禁止した。
しかし、これらの地域では家の様子を見に来たり、片付けなどの作業を 行ったりする住民らの姿が見られた。
ある民家の庭先には、高齢の親族を心配して広島から12時間かけて車 で駆けつけたという男性(56)の姿があった。植木の周りに石や木の板を積み上げ、積雪から植木を守る「雪囲い」を作っていたのだ。「家は壊れて住めないかもしれないが、大切に育てていた植木は奇跡的に残った。これだけは守ってやりたい」。男性は雨に打たれながら黙々と作業を続けた。
同村では例年、11月下旬には平地でも雪が降り始める。同村総務課の 吉田久夫課長(50)は「被災された方々の事情は分かるが、最優先は村民の生命。降雨など危険な場合は作業をやめてもらうよう説得にあたる」 と話した。
被災地域の団員の皆様お疲れ様です!
ご自身のお身体に気を付け、安全第一での活動・活躍をお願いします。