電子部品
最近の家電製品は修理が難しくなってます
何故かと言うと、部品が小さくなってるのです
10年以上前の製品なら、何とかなるのですがね・・・^^;
どれだけ小さくなったかをお見せしましょう
これは抵抗器なんですが、タバコの箱の上に乗せてみました
1番上の黒いのは、巻き線抵抗と言いまして、真空管の機器に使われてた物です
次の緑色も真空管時代かな?炭素皮膜抵抗だったと思います
次の茶色のはモールド抵抗、かなり昔から作られてましたが・・・不良になる可能性が高い部品です
その手前から下に、段々と小さくなって注意書きの有る所に、最近の表面実装部品です
プリント基板と言いまして、配線を薄い銅箔を貼り付けた絶縁板に、穴を開け反対側から
部品を挿し込み、半田付けして構成されてましたが
表面実装は銅箔側に、部品を直付けしてます・・・タバコの文字が4mm角ですので
如何に小さな部品かお判りでしょう・・・目に、非常に悪いです ^^;
拡大写真も撮りましたので
半田ごての先より、小さいです・・・極細のハンダごてが必要
次にトランジスタを、ご覧にいれましょう
上の真ん中の黒いのは、トランジスタが製品化された頃の物です、当時は1個数千円してたそうです
その左右は、トランジスタラジオが広まり始めた頃の物です、その頃でも1個数百円してました
中と右下は10~20年前?頃のトランジスタで、やはり数百円してましたが
今は製造が終了して、同等品が数十円で流れてます
で、その左側が表面実装用のトランジスタです・・・
まぁこれでも、足が3本ですからまだ何とかなりますが、次のICになるとバンザイです
上の黒・茶や金属缶のは、昔のICです
このサイズなら、6~48本位の足でも・・・何とかなってましたが
下の表面実装用のICになると、手が出ません・・・百足^^;
友達の仙さんは、足が120本?有る、ICを交換したそうですが
私には、手も足も出ません・・・出せません
文明の進化は、喜ばなければならないのですが
修理なんぞ考えて無いのでしょうね・・・