なんでんかんでん・・・元田川市消防団員のブログ

福岡の方言で、何でもかんでもと言う意味です、九州では良く使うかな? 2016年で消防団在籍28年になりました、体調不良その他で3月をもちまして退団しました、これからは過去を振り返りつつ、消防関係を外から見てやろうと思ってます。 従来からの趣味の電子工作・電化製品の修理・畑の耕作等を充実させねばなりませんね なんでんかんでん書いて行きますので、コメント等も大歓迎ですので宜しく~^

珍しい消防車輌

ジープ型消防車両、32年間休まず 大津「引退」危機乗り越え

京都新聞 6月24日(水)12時11分配信
 大津市消防局に32年間休まず働くジープ型の車がある。工具を積み、消防車両の点検や緊急修理に出向く「局装備1号車」。これまで「引退」の危機はありながら大きな故障がなく、最新設備の必要なポンプ車や救急車が先に更新されるため生きながらえてきた。同型の消防車両は「国内に2、3台しかないはず」(同消防局)。昭和の趣をまとった赤い名車に、いつしか熱い視線が注がれるようになった。
 ぴかぴかでやってきたのは1983年。ダイハツの四輪駆動車「TAFT(タフト)」がベースで小さくても力持ちなのが特徴。後部座席を畳んだスペースに工具や交換部品を積んで出動し、山道や狭い道も苦にせず、故障した消防車を何度も助けてきた。80年に入局した警防課長の堀広哉さん(57)は「かっこよくて憧れでした」と懐かしむ。
 内規で装備車は15年が過ぎると、更新の対象に挙がる。タフトは84年にメーカーの生産が終わり、専用部品もつくられなくなったが、局装備1号車は「なぜか調子が良く、大きな故障がない」(同消防局)。エンジンルームの構造が単純で整備しやすく、修理や車検の費用もほかの車両と変わらない。人命に関わる救急車やポンプ車、はしご車といった「一線車」が優先的に買い替えられるため、順番は後回しになってきた。
 車は内外装とも時代を感じさせる。むき出しのシフトレバーに外付けのつり下げ式クーラー、フロントガラスの上部から動くワイパー。ナンバープレートは「滋賀」ではなく「滋」で、ボディーの赤い塗装もそのままだ。消防車の活躍を描いた絵本「じぷた」に登場するポンプ車に似ているため、見学の親子連れから「じぷた号」と呼ばれたり、並走する車の助手席から写真を撮られることもある。
 ダイハツ広報室(大阪府池田市)によると、タフトは知る人ぞ知る車でタフ、オールマイティー、フォー、ツーリングの英語の頭文字を組み合わせて名前が付いた。担当者は「強じんで万能な四駆の意味。名前の通り働いている」と喜ぶ。
 走行距離28万キロ、勤続32年。毎年、出初め式で先頭を行く栄誉を預かる。だがエンジン音が大きく、走行時の黒煙も目立つため、来年度の買い替えが検討されている。9年乗っている警防課装備係長の廣瀬共之さん(44)は「縁の下の力持ちで頑張ってきた車。役目を終えるまで力を尽くし元気に走らせたい」と話す。

タフトが現役で走ってるとは❗大事に使われてるのですね。
タフト自体も余り見なかったし、部品供給も望めないでしょう
消防博物館で保存して欲しい車輌です。