なんでんかんでん・・・元田川市消防団員のブログ

福岡の方言で、何でもかんでもと言う意味です、九州では良く使うかな? 2016年で消防団在籍28年になりました、体調不良その他で3月をもちまして退団しました、これからは過去を振り返りつつ、消防関係を外から見てやろうと思ってます。 従来からの趣味の電子工作・電化製品の修理・畑の耕作等を充実させねばなりませんね なんでんかんでん書いて行きますので、コメント等も大歓迎ですので宜しく~^

まだまだ続く筒先盗難

火事だ…ホースの先がない 筒先盗難、消火に懸念

京都新聞 1月13日(水)17時0分配信
 消火栓ホースの格納箱から真ちゅう製の筒先が盗まれる事件が各地で後を絶たない。総務省消防庁の調査では2012年4月から約3年間に計38都道府県で1万607個の盗難が確認され、今年に入り民家全焼が相次ぐ京都府福知山市では昨年末から盗難被害が再燃していることが分かった。過疎高齢化の進む山間部では監視や巡回はままならず、関係者は「初期消火に支障が出る」と頭を抱える。
■施錠はできず
 筒先(長さ約80センチ、直径約10センチ、重さ約3キロ)はホースの先端に取り付け、放水の勢いを強めるために使う。地域の自治会や自主防災組織が設置する格納箱に保管されている。
 消防庁によると、筒先盗難の目的は材質でよく使われる真ちゅうの換金とみられ、特に人けのない山間部で多発。12年4月~15年6月に計273市町村で筒先のほかホース4127本やハンドル1595個が盗まれた。京都府内のリサイクル業者によると、真ちゅうの買い取り価格は1キロ当たり約390円で鉄やアルミに比べても高額、という。
 約4年前に69本の筒先盗難が確認された福知山市では、昨年11~12月に自治会の自主点検や消防本部の注意喚起で新たに計26本の盗難が判明。2本がなくなった同市夜久野町栗尾自治会の谷口隆広会長(48)は「火災時の迅速な消火を考えると格納箱は施錠できない。高齢者の多い地域は監視まで手が回らない」と話す。
 同町では元日に住人が死亡する火災に続き、9日にも民家全焼火災が発生した。福知山市消防本部は「消火活動に影響しないよう各自治会で点検強化を」と呼び掛けている。

買う者が居るので盗んで売る、買う方も盗品と判ってるから安く買うのでしょうね。業者から足がつかないのでしょうかねぇ?単純な盗難事件と違って、筒先が無いと消火活動が出来ないのです❗1万個以上の盗難が起きてる、警察も本気で捜査および検挙を行って欲しいものです。