米軍・消防署・消防団の三者連携訓練
◆米軍、消防署、消防団が連携
在日米陸軍相模総合補給廠(しょう)(神奈川県相模原市中央区)で27日、大規模地震に備えた総延長1・2キロメートルの遠距離送水訓練が行われた。米軍消防隊、市消防団中央方面隊、相模原消防署の3者が連携し、非常時に備えた。
在日米陸軍相模総合補給廠(しょう)(神奈川県相模原市中央区)で27日、大規模地震に備えた総延長1・2キロメートルの遠距離送水訓練が行われた。米軍消防隊、市消防団中央方面隊、相模原消防署の3者が連携し、非常時に備えた。
米軍との訓練は2013年から始まり4回目。消防相互援助協約に基づくもので、安全管理の確認と、消防団員の中継送水の技術習得が目的だ。
訓練は県東部を震源とする大地震によって火災が発生、同市の水道施設が破損し、停電で市街地一帯が断水となった-との想定で行われた。
補給廠内には約170の消火栓があり、発電機を備えた独自の消火栓システムが導入されている。その一つに米軍消防隊の消防車がホースを接続し、相模原消防署と市消防団のホースをつないだ。
日米のホースは口径が異なるが、接続器具を使って広大な敷地に楕円(だえん)を描くように接続。リレーされた水は、最後に市消防団員が一斉放水した。
市消防団の原和彦中央方面隊長は「無線の指示前に動いてしまうなど不慣れからくる課題も見つかったが、この場所での訓練は貴重な機会。今後も継続したい」と話していた。
署と団は普段から連携訓練は行ってるだろうが、米軍の消防隊は」アメリカ規格でしょうからジョイントアダプターは必要だと思ってました。また、ポンプ送水圧も違うでしょうから合わせないと危険でしょうね。