1月1日現在の市
消防団の団員数は1237人で、50歳代以上が半数を占めるなど高齢化が進んでいる。団員は会社員が多く、平日昼間の出動が困難で、対応力の低下など課題がある。これまでは入団者対象の訓練や座学講習を必要に応じて行ってきたが、次世代の指導者育成や、課題解決に女性目線を取り入れようと創設が決まった。
消防団大学は、同本部や山口南消防署を会場とし、座学では
消防団の現状と課題、団の必要性などを学ぶほか、実技では消火活動、救助、救急関係の訓練などに取り組む。まとめとして「
消防団の活性化」などをテーマにグループで討議し、発表会を実施する。市消防本部の職員が指導に当たる。