消防艇の燃料タンクに水を注水

水を誤注入、消防艇故障…修理費は連帯責任？

3/16(金) 20:32配信

エンジンが故障した消防艇「茅海」（１６日、堺市西区で）

　堺市消防局は１６日、西消防署臨海分署に配備されている消防艇「茅海（ぼうかい）」の給油口に署員が誤って水を入れ、エンジンを故障させたと発表した。

　運用開始からわずか３か月余りで、修理費約２２６０万円について、西消防署員約１１０人全員での弁済を検討するという。

　発表によると、今年２月５日の始業前点検で、４０歳代の男性消防士長が、手洗い用の水を入れる給水口に水道ホースをつなげようとした際、誤って給油口に接続。エンジンをかけたまま水約８００リットルを注入した。約１５分後にエンジンが停止してミスに気付いた。

　給水口の蓋の色は青で、赤の給油口と識別できるようになっていた。指さし確認をすることになっているが、消防士長は怠ったという。消防艇は市が約６億８０００万円で購入。昨年１０月下旬に運用開始した。

　署員で修理費を払うと言うが、関わって無い者は怒るでしょうね・・・。