企業消防団
企業の力で昼間の防災力向上 業務時間に消防団活動
全消防団員の約8割がサラリーマンで、昼間の防災力向上が課題となっている兵庫県三木市で16日、会社員が業務時間中に消防団員としても活動する「企業連携消防団」が発足した。タンクローリーやごみ収集車などを製造する「極東開発工業」(西宮市)の三木工場(三木市別所町巴)の従業員5人が団員に任命され、初動対応の強化など地域の消防力強化に向けて始動した。(大橋凜太郎)
全国的な消防団員の減少を受け、加入促進を目指して2016年に始まった県の事業。三木市は三田市、上郡町に続いて3市町目となった。消防活動は労働時間中に限り、地域の消防団と連携して企業周辺地域の消火や救助、支援活動に当たる。
発足式では、5人を代表して櫻井信也さん(32)=三木市平田=が任命書を受け取った。決意表明をした櫻井さんは「訓練を重ね、市のために自分の力を生かしたい。会社としての地域貢献にもつなげたい」と力を込めた。
市消防団の中西君一団長(65)は「団員は今後、さらに少なくなる。企業の手を借りて初動対応を強化していきたい」と話していた。
全国的な消防団員の減少を受け、加入促進を目指して2016年に始まった県の事業。三木市は三田市、上郡町に続いて3市町目となった。消防活動は労働時間中に限り、地域の消防団と連携して企業周辺地域の消火や救助、支援活動に当たる。
発足式では、5人を代表して櫻井信也さん(32)=三木市平田=が任命書を受け取った。決意表明をした櫻井さんは「訓練を重ね、市のために自分の力を生かしたい。会社としての地域貢献にもつなげたい」と力を込めた。
市消防団の中西君一団長(65)は「団員は今後、さらに少なくなる。企業の手を借りて初動対応を強化していきたい」と話していた。
極東開発は、トラックシャーシー等に特殊ボディーを架装する会社です、団員不足の助っ人になって貰えるのは心強いですね。