中学生に心肺救命講習
中学生が救急蘇生実践 浜松市医師会講座、命の大切さ伝える
浜松市医師会の中学生向け救急蘇生講座が本年度、25年目を迎えた。1995年の阪神大震災を契機に始まり、受講者は通算で2万7千人を超えた。本年度も公私立50校で展開し、次代を担う中学生に命の大切さを伝える。
11日に中区の市立八幡中で行われた初回講座には、同校の1~3年生の希望者約50人が参加した。市消防局の職員から心臓マッサージの手順や自動体外式除細動器(AED)の使用法の説明を受けた後、人形を使って実践した。初めて習った2年の生徒は「教わったことを積極的に行動に移して命を助けることができれば」と語った。
講座の様子を見守った同医師会災害救急医療担当委員の内村正幸医師(86)=内村クリニック院長=は「生徒たちには家族にも学んだことを伝えてもらい、一人でも多くの命が救える社会になれば」と期待した。
同医師会は、阪神大震災で現地の中高生が復興の担い手になったことから講座を始めた。受講した生徒の中からは医療や消防の道に進む“新たな担い手”も育ってきているという。
11日に中区の市立八幡中で行われた初回講座には、同校の1~3年生の希望者約50人が参加した。市消防局の職員から心臓マッサージの手順や自動体外式除細動器(AED)の使用法の説明を受けた後、人形を使って実践した。初めて習った2年の生徒は「教わったことを積極的に行動に移して命を助けることができれば」と語った。
講座の様子を見守った同医師会災害救急医療担当委員の内村正幸医師(86)=内村クリニック院長=は「生徒たちには家族にも学んだことを伝えてもらい、一人でも多くの命が救える社会になれば」と期待した。
同医師会は、阪神大震災で現地の中高生が復興の担い手になったことから講座を始めた。受講した生徒の中からは医療や消防の道に進む“新たな担い手”も育ってきているという。