風水害被災地で消防団がパトロール
被災地で気をつけたいのが空き巣などの被害です。長野県内では、まだ報告されていませんが、人が少ない夜間に不審者情報が相次ぎ、消防団がパトロールを行っています。
長野市の長沼地区では、きのう29日夜も消防団が住宅街をまわり、不審者がいないか警戒しました。県外の被災地では、住民の多くが避難所にいる夜間空き巣などの被害が起きていて、長沼地区の消防団は被災の1週間後から夜間パトロールを始めました。
長野市消防団長沼分団・西島秀幸さん:
「住民が身も心も疲れている中でそういう犯罪行為は許せない。なんとか防ぎたい」
県警には、これまで空き巣の被害届は出されていませんが、「自宅前に不審な車がいた」、「ごみ置き場を懐中電灯で照らす不審者がいた」などきのうまでに28件の相談が寄せられているということです。
火事場泥棒みたいな輩は許せません!